「、起きてください。遅刻しますよ。」
「あと、もう少しだけ寝かせて・・・・」
(煩いな・・・・も〜・・・・・・・?)
「は、八戒?!」
ビックリしたように起き上がる。
「あ、やっと起きましたか?」
爽やかな笑みをにふりまく八戒。
(え?何で八戒が起こしにくるの?ここって家じゃ・・・・)
三蔵は傍にあるテーブル(ちゃぶ台)でコーヒーを飲みながら新聞を読んでいる。
(え?何で八戒が起こしに来るの?て言うか何で三蔵が私の部屋でくつろいでるの!?)
「おはよう・・・・」
(とにかく気にしないようにしよう!それが一番!)
は一階に降り、朝ご飯を食べ、とりあえず学校へ行く支度をした。
(何で?どうして?そうだわ!これは夢だわ!そう!きっと夢よ!最遊記の見過ぎよ!)
「おい・・・」
の思考を止めるような三蔵の声。
「な、何ですか?」
「コーヒー」
(自分で入れてください・・・)
なんて言える訳もなくしぶしぶコーヒーを注いだ。
「じゃぁ・・・行ってきます」
(何でこんな事に?そして、何故八戒と三蔵だけ?)
の思考は止まらないまま家を出ようとした。
「おい。」
後ろから呼び止められた声はやっぱり三蔵。
「何ですか?」
「こっちを向け」
「え?」
「いいから」
頭に?マークを浮かべながらは三蔵の方に顔を向けた。
「で、何ですか?」
それは一瞬の出来事だった。 の頭でも理解できないくらいの。
「〜〜〜〜〜〜///」
「行ってくる。」
そのまま三蔵は出勤をした。
はと言うと・・・・そのまま、唇を押さえてへたり込んでいた。
(何で?何で?何で〜〜〜〜?)
三蔵は一瞬の内に何をしたかと言うと・・・・ が顔を向けた瞬間、不適な(?)笑みを浮かべてキスをした。
(私のファースト(?)キスが・・・・・)
「三蔵の馬鹿野郎〜〜〜〜〜!!!」
その叫び声と同時に飛び上がるように起きた。
「ゆ・・・め・・・?」
(夢か・・・・けど、何でだろう?唇に感触が・・・・////)
さぁ、本当に夢だったのだろうか。それはも知らない・・・・
知っているのは・・・・・
Fin
|