「マジで・・・?」
「そうなのよ。不二さんと一緒に旅行に行こうって話になって。」
「いや・・・私部活が・・・」
「周助君も来るみたいよ。」
「行く!!」
部活なんて二の次!!周助が行くなら私も行く!!と言うような勢いで、は伊豆の温泉に来たのです。
「、あんまり身を乗り出すと危ないよ・・・ι」
ベランダから身を乗り出すを見て不二が行った。確かに此処三階ですし、落ちたら大変ですよ。
「でも、何で私と周助が同じ部屋なんだろ・・・?」
年頃の男女を一緒にして・・・何かあったらどうするのよ。と呟きながら、尚も絶景を眺めている。
「お母さんとの両親は『あ、周助君なら何もしないから平気でしょ☆』だってさ。」
額に汗の。幼馴染もとい恋人同士の二人。何も無いわけが無い。
「折角二人っきりなんだし・・・」
そう言って不二は後ろからに抱き付いた。
「ゆっくり・・・ね・・・」
不二の笑顔が黒いものに変わった。それを見て怯える。
「隣の部屋!!親居るんですけど!!」
「大丈夫vVが大きな声出さなければvV」
黒い笑みのまま手を太腿部分に下ろしてゆく。
「・・・」
切ない声でに囁く不二。
「いいでしょう?一ヶ月くらいしてないんだし・・・」
真っ赤になりながらも必死に抵抗する。
「真昼間から盛るな!!!」
――ゴン!!!!
抵抗の最終手段として、不二の頭を殴った。
「そんなに強く殴らなくても・・・」
殴られた頭を擦りながらを見る。
「襲おうとする周助も悪い。」
「つれないなぁ・・・」
耳を傾けず、は浴衣とバスタオルを手に持ち、部屋を出ようとした。
「何処いくの?」
「温泉。折角来たんだから入ってこようと思って・・・」
振り返り不二を見ると、またもや黒い微笑みの不二がいた。
「此処って混浴もあるんだよね♪」
しっかりとチェックを入れている不二。困った顔をする。
「一緒に入ろう♪」
「却下!!!」
は即答でそう叫んだ。
「えぇ〜〜〜・・・良いじゃない。別に・・・」
今度は潤んだ瞳でを見つめる。
「・・・・・・・・・・・・解かったよ!その代わり、変な事しないでよ!!!」
そんな不二の行動にやられたのか、諦めがちには言った。
「やった♪」
解かってやってるな・・・と呟きながらと不二は混浴風呂へ向った。
「やっぱり気持ちいなぁ・・・」
湯舟に浸かりの口から出てきた言葉がこれだった。
「温泉もいいね。やっぱり来て良かった。」
不二もご満悦の様子。
「vV」
名を呼ぶと、さっきと同じように後ろから抱きつく不二。
「しゅ・・・周助!!」
「何?」
「は・・・離してよ・・・///」
「やだ。」
真っ赤な顔で抵抗を試みるが、失敗に終った。
「ちょ・・・周助!!何処触って・・・っ・・・///」
不二の手は身体に巻いてあるタオルの上からの膨らみを触った。
「・・・好きだよ・・・」
耳元で囁かれ、ビクッと反応する。
「周・・・・助・・・///」
の甘い声に誘われるように、不二は身体に巻いてあったタオルを取った。露になるの身体。
「何時見ても綺麗だね。」
膨らみの頂きを指先で摘みながら耳元で囁く。
「ん・・・は・・・」
の口からは甘い吐息が吐かれた。
「こっちはどうかな?」
そう言うと、不二は空いている右手をの秘所に下ろしていった。
「ちょっと・・・ん・・・」
「お湯の中でも解かるんだ。」
お湯と違う感触に不二の口の端が上がった。そして、指をの中へ進めた。
「や・・・ん・・・」
「嫌なの?」
「お・・・お湯がぁ・・・・」
指を抜き挿しする度に、の中に入ってくるお湯。
「たまには違う感触も良いんじゃない?」
耳元で囁きながら、不二はもう一本指を増やした。
「ん!!・・・あぁ!!」
背を反りながら絶頂に達した。
「今日は早いね。」
「周助・・・早くぅ・・・」
潤んだ瞳で不二を見つめる。彼女を膝の上で回転させるように、自分の方へ向かせた。
「・・・」
深い口付けを交わしながら不二はの中に自身を進めた。
「ああぁっ!!」
久しぶりの快感には喘いだ。
「・・・そんなに締め付けないでよ・・・!!」
「無・・・理・・・あん・・・ふっ!!」
段々とスピードを増して奥へ奥へと貫く。
「っ・・・・・・!!」
「ん・・・周助・・・もう・・・!!」
「・・・っ!!」
の絶頂で締め付けによって不二は絶頂に達した。何度か震え、の中へ出してしまった。
「周助の馬鹿!!!!!」
部屋へ戻り、ベットへ腰をかけるは不二を思いっきり殴った。勿論、行為が一回で終るわけも無く、立て続けに3回していた。
「明日動けなかったら周助の所為だからね!!!」
「ごめんってば。」
殴られても尚も笑顔のままの不二。不意に彼はを抱き締めた。
「愛してるよ・・・・・・これから先も・・・ね。」
「そうやってごまかそうとするぅ・・・」
そんな事をいいながら、は不二の背に腕を回した。
「周助には勝てないや・・・」
一旦身体を離し、の顎に手をかけ上を向かせ、触れるだけの軽いキスをした。
「ずっと一緒にいてよね?周助?」
「勿論♪」
こうして、一日が過ぎていった。
FIN
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