「うわ!!絶景!!」


思わず窓の外を見て叫んでしまった。後ろにはクスクス笑う不二。
事の始まりは昨日・・・



温泉へGO☆


「マジで・・・?」


「そうなのよ。不二さんと一緒に旅行に行こうって話になって。」


「いや・・・私部活が・・・」


「周助君も来るみたいよ。」


「行く!!」


部活なんて二の次!!周助が行くなら私も行く!!と言うような勢いで、は伊豆の温泉に来たのです。



、あんまり身を乗り出すと危ないよ・・・ι」


ベランダから身を乗り出すを見て不二が行った。確かに此処三階ですし、落ちたら大変ですよ。


「でも、何で私と周助が同じ部屋なんだろ・・・?」


年頃の男女を一緒にして・・・何かあったらどうするのよ。と呟きながら、尚も絶景を眺めている


「お母さんとの両親は『あ、周助君なら何もしないから平気でしょ☆』だってさ。」


額に汗の。幼馴染もとい恋人同士の二人。何も無いわけが無い。


「折角二人っきりなんだし・・・」


そう言って不二は後ろからに抱き付いた。


「ゆっくり・・・ね・・・」


不二の笑顔が黒いものに変わった。それを見て怯える


「隣の部屋!!親居るんですけど!!」


「大丈夫vVが大きな声出さなければvV」


黒い笑みのまま手を太腿部分に下ろしてゆく。


・・・」


切ない声でに囁く不二。


「いいでしょう?一ヶ月くらいしてないんだし・・・」


真っ赤になりながらも必死に抵抗する


「真昼間から盛るな!!!」


――ゴン!!!!


抵抗の最終手段として、不二の頭を殴った。


「そんなに強く殴らなくても・・・」


殴られた頭を擦りながらを見る。


「襲おうとする周助も悪い。」


「つれないなぁ・・・」


耳を傾けず、は浴衣とバスタオルを手に持ち、部屋を出ようとした。


「何処いくの?」


「温泉。折角来たんだから入ってこようと思って・・・」


振り返り不二を見ると、またもや黒い微笑みの不二がいた。


「此処って混浴もあるんだよね♪」


しっかりとチェックを入れている不二。困った顔をする


「一緒に入ろう♪」


「却下!!!」


は即答でそう叫んだ。


「えぇ〜〜〜・・・良いじゃない。別に・・・」


今度は潤んだ瞳でを見つめる。


「・・・・・・・・・・・・解かったよ!その代わり、変な事しないでよ!!!」


そんな不二の行動にやられたのか、諦めがちには言った。


「やった♪」


解かってやってるな・・・と呟きながらと不二は混浴風呂へ向った。




「やっぱり気持ちいなぁ・・・」


湯舟に浸かりの口から出てきた言葉がこれだった。


「温泉もいいね。やっぱり来て良かった。」


不二もご満悦の様子。


vV」


名を呼ぶと、さっきと同じように後ろから抱きつく不二。


「しゅ・・・周助!!」


「何?」


「は・・・離してよ・・・///」


「やだ。」


真っ赤な顔で抵抗を試みるが、失敗に終った。


「ちょ・・・周助!!何処触って・・・っ・・・///」


不二の手は身体に巻いてあるタオルの上からの膨らみを触った。


・・・好きだよ・・・」


耳元で囁かれ、ビクッと反応する


「周・・・・助・・・///」


の甘い声に誘われるように、不二は身体に巻いてあったタオルを取った。露になるの身体。


「何時見ても綺麗だね。」


膨らみの頂きを指先で摘みながら耳元で囁く。


「ん・・・は・・・」


の口からは甘い吐息が吐かれた。


「こっちはどうかな?」


そう言うと、不二は空いている右手をの秘所に下ろしていった。


「ちょっと・・・ん・・・」


「お湯の中でも解かるんだ。」


お湯と違う感触に不二の口の端が上がった。そして、指をの中へ進めた。


「や・・・ん・・・」


「嫌なの?」


「お・・・お湯がぁ・・・・」


指を抜き挿しする度に、の中に入ってくるお湯。


「たまには違う感触も良いんじゃない?」


耳元で囁きながら、不二はもう一本指を増やした。


「ん!!・・・あぁ!!」


背を反りながら絶頂に達した


「今日は早いね。」


「周助・・・早くぅ・・・」


潤んだ瞳で不二を見つめる。彼女を膝の上で回転させるように、自分の方へ向かせた。


・・・」


深い口付けを交わしながら不二はの中に自身を進めた。


「ああぁっ!!」


久しぶりの快感には喘いだ。


・・・そんなに締め付けないでよ・・・!!」


「無・・・理・・・あん・・・ふっ!!」


段々とスピードを増して奥へ奥へと貫く。


「っ・・・・・・!!」


「ん・・・周助・・・もう・・・!!」


「・・・っ!!」


の絶頂で締め付けによって不二は絶頂に達した。何度か震え、の中へ出してしまった。




「周助の馬鹿!!!!!」


部屋へ戻り、ベットへ腰をかけるは不二を思いっきり殴った。勿論、行為が一回で終るわけも無く、立て続けに3回していた。


「明日動けなかったら周助の所為だからね!!!」


「ごめんってば。」


殴られても尚も笑顔のままの不二。不意に彼はを抱き締めた。


「愛してるよ・・・・・・これから先も・・・ね。」


「そうやってごまかそうとするぅ・・・」


そんな事をいいながら、は不二の背に腕を回した。


「周助には勝てないや・・・」


一旦身体を離し、の顎に手をかけ上を向かせ、触れるだけの軽いキスをした。


「ずっと一緒にいてよね?周助?」


「勿論♪」


こうして、一日が過ぎていった。



FIN