そう言うと彼は執務室を出て行った。
「鋼のと付き合ってるのか?」
「そんなんじゃないよ!!」
は慌てて否定をした。
「まぁ・・・それならいいが・・・」
「何?私がエドを好きになっちゃいけないって言うの?」
頬を少し膨らませ、はロイを見上げた。
「そう言う意味じゃない。」
「そう言う風にしか聞こえないんだけど・・・?」
まだ膨れているを横目に、ロイは仕事を進めた。
定時の時間になり、は急いで着替えを済ませ、喫茶店に足を進めた。
「エド!ゴメンね。待たせて・・・」
「別に良いって。今日は何処に行くんだ?」
「今日は買い物全般!!」
「よっしゃ、んじゃ行きますか?」
「うん!!」
意気揚揚と、喫茶店を後にした二人。
買い物を少しし、エドとは公園に来ていた。
「エドと初めて会ったのも公園だったよね?」
広い芝生に腰を降ろしながらは言った。
「そうだったな・・・なぁ、。」
「何?」
エドも芝生に腰を降ろし、を見つめた。何時もよりも真剣な顔で。
「俺と・・・付き合ってくれないか・・・?」
の顔は少し悲しげだった。
「確かに、今の俺じゃを不安にさせるって解かってる・・・けど、俺・・・」
「私も、エドの事好きだよ・・・」
「本当か?」
静かに頷く。その行動が愛しく思えて、エドは思わず彼女を抱きしめた。
「エド・・・」
彼女もそっとエドの背中に手を回した。
次の日、エドは東方司令部に居た。ロイに呼び出された為・・・
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