エドの言葉に今まで冷静で居たロイがキレた。
「関係あるに決まっている!!彼女は私の妹なのだから!!」
「は?何言ってるんだ・・・?」
「・・・から聞いて居ないのか?」
エドの反応にロイは疑問を覚えた。
「全然。でも、兄だからって何で俺が大佐に呼び出されなきゃいけないんだよ・・・」
「鋼のは軍人だからだ。」
「は?」
「何時戦争に駆り出され、何時死ぬかわからない君に、を任せられない。」
淡々と話すロイ。その話についていけないエド。
「ちょっと待てよ!!じゃぁ何か!!俺が軍人じゃなければ良いのかよ!!!」
「君がもし死んだらはどうなる!!親父が死んで人体錬成を試みただ!!また同じ事を繰り返すかも知れないだろう!!!!」
もしも、エドが死んだらは人体錬成をするだろう。愛する者を2度も失いたくない。彼もようやく話が解かったみたいだった。
「でも・・・俺はとは別れない・・・」
「鋼のならそう言うと思った・・・」
真剣な表情のエド。溜め息を吐きながらロイ彼を見た。
「鋼の・・・一つだけ約束をしてくれ・・・」
「何だよ・・・」
「絶対に死ぬな。の為にも。それが守れるならとの交際を認めてやる。」
ロイの顔が少しだけ笑顔に変わっていた。
「勿論!!絶対何があっても死なねぇよ!!!」
エドも笑顔で答えた。
ロイ公認となった二人の恋・・・
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