放課後の練習も終わり、一年生に混じっても片付けをしていた。


「後は良いよ。俺がやっとくから。」


「でも、先輩・・・」


「いいから、さっさと着替えてきな。」


GAME6 苛立ち


ありがとうございますと、一年生は一礼して部室へ行った。


「さてっと・・・後はボール拾いだけか。」


そう言うと足元に落ちているボールを拾い、籠の中に入れた。


、頑張ってるじゃん。」


制服に着替えた3年生がに話し掛けてきた。


「マネージャーだからね。んで、何か用?」


「お前さぁ・・・女なんだから女子の制服着ればいいじゃん。結構似合うかもよ?」


「別に。校長にも許可えてるし。それにどんな格好しようと俺の勝手だろう?」


少し睨みながらは言った。


「でも、女なんだからさ・・・」


そう言うと男子生徒はの肩に腕を回した。


・・・Do not touch me.俺に触るな。


「は?」


彼は急に英語を話したに驚いた。


I said that I did not touch me.触るなって言ってんだ。


男子生徒を睨みながらは手を払い除けた。


「何言ってるか・・・さっぱり・・・」


彼を睨みながらは叫んだ。


What of me do you understand!? It is a man after all! お前達に俺の何が解かるんだ!?所詮は男だろう!!
"Wear clothes of a woman". 『女らしい格好をしろ』
Though nothing knows that it is me, please do not point out me! ! 俺の事何も知らないくのに、指図するんじゃねぇ!!


そう言い終わると、はボールの入った籠を持ち部室へ駆け込んだ。


、さっきお前の声が聞こえたんだけど・・・」


部室に入ったに最初に話し掛けてきたのはリョーマだった。


It is nothing.何でもない。


・・・Were there you, anything? お前、何かあったのか?


Why do you think so?どうしてそう思うんだ?


・・・Particularly.別に・・・


そう言ってそそくさと着替える


Ryoma, It becomes slightly late that I come back to a house. リョーマ、家に帰るのが少し遅くなる。


Why? 何で?


Shopping of tennis shoes. テニスシューズを買いに行くんだ。


Yes. I understood it. I tell father. うん。わかった。親父に伝えておくよ。


Thank you.ありがとう。


さっさと着替え、は部室を出て行った。


「絶対何かあったな・・・」


「越前、なんで先輩英語で話してたんだ?」


とのやり取りを見ていた桃城がリョーマに話し掛けた。


「知らない。でも、何かあったんだと思う。」


おさきに。と一言残し、リョーマも部室を出て行った。




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